「譲渡困難な犬猫を殺処分数から除外」することに反対します 環境省 御中         住所                名前  環境省の「犬猫殺処分ゼロ」の定義より「譲渡困難な犬猫を除外」することに 反対します。 更正可能、治癒可能の判断基準が不透明な動物の命を除外して『殺処分ゼロ』と することは正確な殺処分数を隠匿する手段と成り得、動物の命を守るための 「動物愛護法」に不当な殺処分の抜け道を作るような条文を定めることに 断固反対します。   譲渡が難しい動物の命であっても命の大切さは何一つ変わりません。 1 「引き取った人がかまれる事故や感染症の流行を防ぐ」  捕獲された動物が不安で吠えたり、人に馴れないのは当然です。  不適正という判断をどういう基準でされるのか?  矯正訓練で攻撃性が全く無くなる犬も多数います。矯正してみないと矯正  出来るかどうかの判断は難しく思います。  人に友好的でなければ譲渡適正はないというのは、捕獲されたばかりで不安な  動物の判定基準になり得ないと思います。  また、感染症に付いては犬の人に移る感染症は非常に少なく、ワクチン接種で  十分に防げるはずです。  鼻水程度、治療すれば治る病気の動物も多数殺している行政もあれば、命を救え  るよう努力する行政もあります。 2 「動物愛護団体に譲渡して、シェルターが過密状態に陥る」  行政が殺すから動物愛護団体は必死に活動しているのです。  動物愛護団体は、動物を殺されないように守るために行政から引取をして  譲渡活動をしています。行政の殺処分ゼロという数字を作るために無理して  活動している訳ではありません。殺される命をなくすための活動です。  行政の責任を民間が背負っているのです。譲渡不適正だからと殺処分されてし  まっては、助けられる命も助けることが出来なくなってしまい、動物愛護団体の  行政からの動物の命を救う活動を妨害するというものである。  環境省は『殺処分ゼロ』という実のない無い数字達成して、本当に満足なんで  しょうか?噛むようになったのもすべては犬猫のせいではありません。人間が  そうさせてしまったのです。命をカウントする数字なのです。上辺だけ達成して  喜べる数字でない事をどうかお考えください。   上記の理由により環境省の  「犬猫殺処分ゼロ」の定義より「譲渡困難な犬猫を除外」に強く反対する。